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ゴールデンイメージ(Windows10)の設定作りこみ~TeraTerm編~

みなさんどうもitobyです。
インフラSEならだれでも通る道と言っても過言ではない
クライアントのゴールデンイメージ(マスターイメージ)作成のTipsです。


■Tera Termの設定を他ユーザにも適用する


おんなじイメージを配って使わせるネットブートクライアントとか
DeepFreezeとかで固めて使わせるFATクライアントはマスタイメージの作りこみがキモです。

今回はTeraTermの設定をしていきます。
設定しておくと喜ばれるものは、なんでしょう?
ヒストリの無効化とデフォルトのヒストリ消すぐらい?
流れの中で見ていきましょう。


■サンプル環境


前回の環境を引き続き使っていきます。
OSはWindows10で、ユーザはladmin(インストール用管理者)、prof(設定用管理者)、test01(一般ユーザ)です。
例のごとく、test01は未ログイン状態(=プロファイルなし)です。

#今回の取り忘れたから前回の再利用
20190412_01.png

ladminでTera Termをインストールして、profで設定して、その設定を他ユーザにばらまくイメージ。
別にladminでやってもいいんだけど、変なことになったときに比較出来たらいいかなと思ってprofを用意してます。


■まずはTera Termのインストールから


ladminでインストールします。

公式サイトから何も考えずにダウンロード・インストールでOKです。
20190415_01.png

ladminでの作業はこれだけ。


■以下、設定とその適用手順


profにスイッチして設定します。

Tera Termを起動するとログインダイアログが表示されます。
20190415_02.png

ヒストリに残したいアドレスがあれば入力してOKを押下。
20190415_03.png

この設定の実体は、C:\Program Files (x86)\teratermf\TERATERM.iniというファイルです。

察しの良い方はこの時点で以下読まなくて大丈夫ですね。
今までのようにデフォルトプロファイルへのコピーとかは不要なんです。
なんならprofユーザも要らない。

ヒストリのリストは以下の部分。
20190415_04.png

ちゃんと入力したtestsv.localが見えますね。

■動作検証しましょう


みんな大好き動作検証のお時間です。

今回は新規ユーザでこの設定になっていて欲しい、というイメージなので
最初に用意したtest01でログインします。

「ようこそ」と出ているので、このタイミングでコピーされているはず。
#こいつも毎回撮ってます。
20190415_06.png

Tera Termを起動するとちゃんと入力したサーバ名が表示されています。
20190415_07.png

ヒストリもあります。
20190415_08.png

改めて設定ファイルを見てみましょう。

ヒストリを残す設定はここ。
20190415_09.png

この「ON」を「OFF」にするとどうなるか。
TeraTermを再起動するとこうなります。
20190415_11.png

ただしこの時点ではホストヒストリは残ったままです。
消してみましょう。設定はここ。
20190415_12.png

消しました。
20190415_13.png

TeraTerm起動しなおしてみると以下の通り。
20190415_14.png

画像の通り、設定が反映されました。

これで、新規ユーザが作られたり、AD認証で新規ユーザがログインしたときにも
Tera Termの設定は共通の物になります。
#今までと違ってイージーですね。

イメージ作成しなきゃいけないすべての人に幸あれ!

おわり

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