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ゴールデンイメージ(Windows10)の設定作りこみ~Visual Studio Code編~

みなさんどうもitobyです。
インフラSEならだれでも通る道と言っても過言ではない
クライアントのゴールデンイメージ(マスターイメージ)作成のTipsです。


■Visual Studio Codeの設定を他ユーザにも適用する


おんなじイメージを配って使わせるネットブートクライアントとか
DeepFreezeとかで固めて使わせるFATクライアントはマスタイメージの作りこみがキモです。

今回はVisual Studio Codeの設定をしていきます。
設定しておくと喜ばれるものは、アップデート無効化ぐらいでしょうか。
#日本語化には着手してません。


■サンプル環境


初回の環境を引き続き使っていきます。OSはWindows10で、ユーザはladmin(インストール用管理者)、prof(設定用管理者)、test02(未作成一般ユーザ)です。
#今回test01は使いません。
 一般的なActiveDirectory環境だったら、test02はドメインユーザと思ってください。

20190409_01.png

ladminでVisual Studio Codeをインストールして、profで設定して、その設定を他ユーザにばらまくイメージ。
別にladminでやってもいいんだけど、変なことになったときに比較出来たらいいかなと思ってprofを用意してます。


■まずはVisual Studio Codeのインストールから


ladminでインストールします。
!!注意!! インストールモジュールが複数ありますが、「System Install」を選んでください。

公式サイトで「Other Platform」をクリック。
20190410_01.png

その先で「System Installer」の任意のbitをダウンロード。
20190410_02.png

ダウンロードしたインストーラで何も考えずにインストール。
20190410_03.png


■以下、設定とその適用手順


profにスイッチして設定します。
Visual Studio Codeを起動して、「File」-「Preferences」-「Settings」を押下。
20190410_04.png

検索欄にupdateと打ち込んで設定を表示させます。

設定内容としては、
「Update: Enable Windows Background Updates」のチェックを外す
「Update: Mode」をnoneにする
「Update: Show Release Notes」を外す
20190410_05.png

「Extensions: Auto Check Updates」を外す
「Extensions: Auto Update」を外す
20190410_06.png

です。
#Extensionsに関してはExtensionを入れてなければ無視でもよいでしょう。

この設定の実体は、C:\Users\proft\Roaming\Code\User\setting.jsonというファイルです。
20190410_07.png

こいつをデフォルトプロファイル配下に移植します。
C:\Users\Default\AppData\Roaming\に
20190410_08.png

Code\User\とディレクトリを掘って、
その中に先ほどのsetting.jsonをコピー
20190410_09.png

ここでAD環境の場合注意しないといけないのが、フォルダとファイルのセキュリティ。
今回はローカルなのでそれぞれにUsers権限がついていれば良いですが、
AD環境だと、おそらく「Authenticated Users」に最低限「読み取り」をつけてあげないといけないと思います。
#未検証。

これで下ごしらえ完了。


■動作検証しましょう


みんな大好き動作検証のお時間です。

今回は新規ユーザでこの設定になっていて欲しい、というイメージなので
新たにtest02さんを作成しました。
20190410_10.png

ご覧の通り、未ログインのためプロファイル自体ありません。

イメージとしては、
Defaultプロファイルに設置したVisual Studio Codeのsettings.jsonが
test02のログイン時に一緒にコピーされる感じです。

test02でログインします。
「ようこそ」と出ているので、このタイミングでコピーされているはず。
20190410_11.png

Visual Studio Codeを起動して設定を確認します。
20190410_12.png

20190410_13.png

画像の通り、設定が反映されました。

念のためtest02のプロファイルも覗いてみます。
20190410_14.png

作業時のsettings.jsonが存在していますね。

これで、新規ユーザが作られたり、AD認証で新規ユーザがログインしたときにも
Visual Studio Codeの設定は共通の物になります。

イメージ作成しなきゃいけないすべての人に幸あれ!

おわり

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