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2018年10月 狩猟免許(あみ、わな、第一種)に合格しました。

みなさんどうもitobyです。
珍しく昨日に続き連続で更新です。

タイトルにある通りですが、狩猟免許を取得しました。


■狩猟免許ってなに?


その通り、狩猟を行うために必要な国家資格です。
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づいています。
ただ、この資格だけでは狩猟は行えません。
各都道府県で狩猟者登録というのを行って許可を得た場合のみ
取得した免許に即する道具でもって狩猟が行えます。
#噂によれば素手ならこの免許もいらないらしいですが・・・

昨今のジビエブームもあって、免許を取りたいという人が多くなっていて
自分が申し込みに行った際には、10時開始で10時45分には定員MAXとなってました。。


■どうやって取得するのか


上述もしましたが、まずは試験の申し込みを行う必要があります。
各都道府県で管轄があるんだと思いますが、私は都民のため都庁で申し込みでした。

狩猟免許には、あみ、わな、第一種、第二種と合計4種類あります。
第一種は猟銃および空気銃で、第二種は空気銃のみなので
あみ、わな、第一種ですべてを網羅することができます。

申し込みに際しては以下の資料が必要です。
・申込書
・顔写真
・手数料(各々5200円なので、MAX15600円必要です。)
・医者の診断書
・住民票)(マイナンバーが記載されていないもの)

担当窓口で手続きが終わると、受験票がもらえます。
IMG_4413.jpg

右側の済ハンコは当日に押されるものなので、きれいな状態でもらえます。

申し込みは以上で、あとは試験に合格するだけです。


■試験について


試験は、
・知識試験
・適性試験
・技能試験
の3つになります。

知識試験に合格しないと、以降が受けられないので
ある種のふるいになっていますね。
それぞれさくっと説明していきます。


■知識試験


東京都環境部のHPを見ると以下のように記載されています。
試験問題は30個で試験時間は90分
内容は、
・鳥獣の保護や狩猟に関する法令などに関する問題(共通)
・鳥獣に関する知識(共通)
・猟具に関する知識(猟具ごと)

ただ、トラップがあって、猟具に関する知識は各免許で
たしか6問ずつだった気がするので、24+6+6+6の計42問を
時間内に解く必要があります。


■適性試験


これは、視力・聴力・運動能力についての試験ですが
何も心配する必要はありません。
試験官の動きをまねて動作を行うのと、健康診断であるような視力検査に
聴力は会話ができればOKといった感じです。


■技能試験


これが一番ハードル高いです。

免許の種類ごとに試験があるのですが、
あみ・罠はほぼ共通で、
・猟具の使用可否判断
・架設方法の説明
・鳥獣の判別
です。

第一種については、
・銃器の点検・分解・結合、空気銃の圧縮操作、射撃姿勢
・銃弾の装填・脱泡、団体行動時の保持・携行
・団体行動時の銃器の保持・携行・受け渡し、休憩時の銃器取り扱い
・距離の目測
・鳥獣の判別
です。

一番ネックになったのは銃器の取り扱い、
次点で鳥獣の判別でした。


■合格するために必要なこと


ここに至るまで一切書いていないんですが、
合格するためには大日本猟友会が開催する講習会を
受講しないことには絶対合格できません。

なぜなら銃器の取り扱いは練習できないから…

なかなかひどい話だとは思いますが、
試験に銃器の取り扱いがあるのにも関わらず
練習する場なんてないわけです。

回し者じゃないんですが、合格するには絶対に講習会を受講しましょう。

#ちなみにこちらも結構お金がかかります。
 受講料が1万円で、1種増えるごとに5000円増になります。
 結果として3種類受ける場合は2万円!必要です。
 都民の方であれば、秋葉原で申し込みができるので
 必ず申し込むようにしましょう。


■私の場合


勉強の総時間は、講習会受講を除き5時間程度でした。
鳥獣の判別は、スマホのアプリで単語帳を自分で作れるものを用いて
隙間時間に復習を行うことと、講習会でもらえる問題集を3,4週程度して
内容を暗記する感じ。

銃器の取り扱いはイメージトレーニングしかないので、
講習会でもらえる資料に記載されていないことはすべてその場でメモ書きしました。


■最後のトラップ


これはかなり衝撃的だったんですが、
テキストに載ってる鳥獣判別はすべて絵なんです。

しかし、本番は半分が「写真」でした。

アライグマとタヌキの見分けがつかなかったり、
鳥も写真になると分からなかったりとヒヤヒヤした記憶がよみがえります。

ただまぁ結果として私は絵だけ覚えていって合格できているので、
焦らず覚えた範囲で回答ができれば合格点は得られるのだと思います。


■最後に


免許を取っただけで狩猟ができるわけではないので、
まだまだいくつかハードルはあります。

私は猟銃を持ちたいと思っているので、この場合だと
警察で行われている安全講習会の受講と、追加のテストに合格しなければなりません。

こちらも参考書が売られているので今後勉強しなくてはいけませんが、
まだ手は付けられていないといった状態。。。少しずつといった感じですね。

狩猟やジビエに興味のある方は、ぜひぜひ受けてみてください。
幸い東京都の開催は、当初の予定から1回増えて11/8に申し込みが開始されます。
あみ罠であれば免許取得後、狩猟者登録できればすぐに猟が始められますよ!

猟銃の取得については、また進捗があったらご報告したいと思います。

現場からは以上です。

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